聴力や言葉の聞き取りの程度によって異なります

主に日常会話が聞き取れる程度に音を大きくすることを目安にしていますが、聴力によっては無理なこともあります。難聴の程度によって、補聴器で補うことのできる音の大きさには限界があるからです。
また、言葉の聞き取り能力の程度によっても、補聴器の効果は異なります。

語音明瞭度

十分に聞こえる音の大きさで、正しく語音が聞き分けることができた割合を語音明瞭度と言います。語音明瞭度は、補聴器の効果を示す目安になり、語音明瞭度が高いと補聴器の効果も期待できます。

要望や環境に応じて

補聴器をお使いになる方の要望や、使われる環境によっても、補聴器の効果の出し方が変わります。難聴で音の少ない静かな状態に慣れてしまった方にとっては、補聴器の音の世界はにぎやかすぎるかもしれません。少しずつ慣れるように調整を行います。